別れさせ屋の手口やり方と工作方法!何をする?使った人の事例を元に紹介。

別れさせ屋の手口やり方!どこまでする?事例を元に紹介

特定の相手を別れさせるためのサービスである別れさせ屋。

サービスの内容は理解できても、「どうやって別れさせるのか?」と疑問に感じる人も多いと思います。

実際に別れさせ屋はどのような手口で依頼を進めていくのでしょうか。

この記事では、別れさせ屋の依頼の進め方を事例を使って紹介していきたいと思います。

また、別れさせ屋がしていいことと、してはダメなことについても解説するので、こちらも是非チェックしてみてください。

目次

【別れさせ屋の手口】どこまでする?していいこととダメなこと

【別れさせ屋の手口】どこまでする?していいこととダメなこと

別れさせ屋は依頼を成功させるためなら、何でも行うわけではありません。していいことと、してはダメなことが決められているので、この範囲の中で活動をする必要があります。

ここでは、「どんな方法が可能なのか?」という部分や、別れさせ屋がしてはダメなことを解説していきます。

探偵業届出証明書が交付されていれば尾行や張り込みができる

工作活動を行うために必要になる尾行や張り込み。これは依頼を成功させるために欠かせないものです。

この尾行や張り込みは、探偵業届出証明書の交付を根拠に行うことができます。この証明書がなければ、尾行や張り込みで得た情報を依頼者に伝えることができないのです。

尾行や張り込みなしでは、ターゲットを別れさせることができません。そのため、ほとんどの別れさせ屋がこの証明書の交付を受けています。

しかし、中には証明書の交付なしで営業している別れさせ屋もあるので、注意するようにしてください。

盗聴や不法侵入などの違法行為はダメ

盗聴や不法侵入というのは、違法な行為です。たとえ別れさせ屋であっても、違法な行為を行っている場合には罰せられます。業者の中にはこのような行為にまで及び、問題になっているケースもある様子。

基本的には、違法なことをせずに工作活動を行うのがルールとなりますが、業者によってはこの法律を守らずにトラブルになり、別れさせ工作のスケジュールが遅れたり、対象者にバレるなどの事態が起こることも。どのような手口で調査を行っているかは、相談の際にしっかり確認するようにしましょう。

別れさせ屋の裁判の基準の記事では、過去の別れさせ屋の違法行為について紹介しています▼

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対象者と肉体関係を結んで依頼を達成するのは許されない

別れさせ屋が行う工作活動の中には、ハニートラップを使うものもあります。これ自体は特に珍しいものではなく、ほとんどの業者で採用しているものです。

ただし、このハニートラップを行うときに肉体関係まで持ってしまうと、管理売春にあたる可能性が出てしまいます。そのため、ハニートラップを仕掛けるときでも、肉体関係までは持たないところがほとんどです。

ハニートラップというくらいなので、肉体関係まで持ったほうが依頼を成功できる可能性は高くなります。しかし、それでは営業停止などの処分を受ける可能性があるので、どの別れさせ屋もそこまでは行っていません。

別れさせ屋の実際にあった事例を紹介

別れさせ屋の実際にあった事例を紹介

「別れさせ屋がどういう手口を使って依頼を進めるのかが気になる」という人に向けて、ここでは実際に別れさせ屋を使った人の事例をもとに、別れさせ屋の手口について紹介していきます。

どの依頼でも同じ手口で行うわけではありませんが、おおよそこのような流れで行うので、是非参考にしてみてください。

依頼者の背景

離婚を反対する夫と別れたい妻からの依頼。夫は子供がいるので、子供のことを考えて離婚を渋っているよう。DV被害を受けていたり、子育てを放棄していたりというような離婚に繋げられる事由がなく、妻は我慢しながら結婚生活を続けていました。

しかし、このまま夫婦生活を続けるのは無理だと思い、別れさせ屋を利用することに。

まずは事前の情報集めが大事

別れさせ屋は依頼を受けたらまず、対象者の情報収集を行います。この場合の対象者は夫です。

夫の勤務先や勤務時間、退社時間などはもちろん、休日の過ごし方などの情報も集めます。今回の依頼では、妻から直接夫の情報を集めることができましたが、当事者以外の相手を別れさせるときは別れさせ屋が尾行や張り込みを行って情報収集をします。

事前の情報は、あればあるだけ成功に繋げやすくなるものです。別れさせ屋を利用するときは、できるだけ多くの情報を伝えるようにしてください。

工作活動のプランニング

依頼者である妻から、「結婚後は女遊びはしていないが、結婚前はそこそこ遊んでいたよう」という情報を受けた別れさせ屋は、この情報をもとに工作活動のプランニングを行います。

今回は工作活動の中で代表的なものである、ハニートラップを使って工作活動を進めていきます。

事前に妻から「夫はどんな女性が好きなのか?」「年下と年上ならどちらが好みか?」ということを聞いていたので、できるだけその条件に近い工作員の女性を用意しました。

実際に対象者に接触をする

対象者に工作員を仕向けるときは、ファーストコンタクトが重要です。最初の出会いに疑問を持たれてしまうと、その工作員は今後使い物にならなくなります。

「どれだけ自然に対象者とファーストコンタクトが取れるか?」というのが最も大事になるのです。

今回の対象者である夫は、飲食チェーン店の店長ということだったので、工作員をそのお店のアルバイトとして仕向けることに。面接を受け、無事採用されて夫と接触することに成功しました。

別れさせることに成功

自然な接触さえできれば、ハニートラップを仕掛けるのは簡単です。夫の好みのタイプを用意していたということもあり、工作員の女性が夫に好意を向けることですぐに恋愛関係に。

工作員が入店後、3ヶ月もしないうちに二人で食事をしたりドライブをするような仲になりました。

このデートの様子を別れさせ屋の他のスタッフが写真に収め、これを理由に妻は夫と晴れて離婚が成立。慰謝料をもらえましたし、子供の親権も獲得することができました。

その後は関係を清算

離婚が成立した後も、別れさせ屋にはやることが残っています。それが関係の清算です。対象者である夫と工作員の女性の関係を清算しなければなりません。

今回は、工作員である女性が地元に帰るということで、交際を解消することになりましたが、この関係の清算が意外と大変なのです。

いきなり相手の前から消えてしまうと、後から探されてしまうことがあります。そのため、できるだけ穏便に済ませることが大切です。今回は対象者が潔く身を引いてくれましたが、なかなか認めてくれない人がいるのも事実です。

妻を失い好きだった相手も失い、対象者である夫からすると寂しい気持ちを味わったかもしれませんが、妻がいながら他の女性に好意を持ってしまった罰ともいえます。

工作員の女性にもプライベートがあります。恋人がいる人もいれば、家庭を持っている人もいます。そのため、別れさせ屋はこの部分までしっかりと精算を行わなければなりません。

別れさせ屋を使った人の事例をもっと見る

大多数の別れさせ屋は違法行為をせずに依頼を進めていく

この記事で紹介した通り、別れさせ屋は違法なことをせず、法律に触れない範囲内で工作活動を行っていきます。中には、法律を無視して違法行為をするような業者もありますが、それはごくわずかです。

ほとんどの業者が法律を守って営業しています。この記事で紹介した事例のように、事後処理まで丁寧に行っている別れさせ屋がほとんどです。別れさせ屋は決して怪しいサービスではなく、クリーンに依頼を進めていきます。

「別れさせたい人がいる」「夫(妻)と別れたい」という人は、是非お近くの別れさせ屋を利用してみてください。

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