別れさせ屋は違法?合法?裁判の基準が知りたい

別れさせ屋は違法?合法?裁判の基準が知りたい

「別れさせ屋って危ないサービスなの?」「別れさせ屋は違法って聞いたことがある」という人は多いです。別れさせたい相手がいても、別れさせ屋に悪い印象があるので、利用を断念するような人もいます。

実際のところ別れさせ屋は違法なのでしょうか。この記事では、「別れさせ屋は違法なのか?合法なのか?」という部分を詳しく解説していきたいと思います。

また、裁判での別れさせ屋への判例についても紹介するので、気になっている人は是非チェックしてみてください。

 

目次

別れさせ屋の存在自体は違法ではない

結論から述べると、別れさせ屋の存在自体は違法ではありません。届出を行って営業している別れさせ屋なら、依頼しても特に問題にならないのです。

しかし、中には届出をせずに営業している業者もあります。このようなところを利用してしまうと、依頼した側にも責任が及ぶことがあります。

別れさせ屋を選ぶときは、きちんと届出がされている業者かどうかをチェックするようにしましょう。

 

公序良俗に反するかどうかが重要

公序良俗に反するかどうかが重要

別れさせ屋の存在自体は違法でなくても、その別れさせ屋が行う業務が公序良俗に反してしまうと違法になることもあります。

特段法律に明記されていないとしても、その行為が社会的妥当性がないと考えられるものは、公序良俗に反すると判断されます。

ここでは、「どのような依頼が公序良俗に反するのか?」ということを紹介していきます。

夫婦を別れさせるときの注意点

別れさせ屋では、「既婚者カップルを離婚させてほしい」というような依頼が舞い込みます。「不倫相手とその奥さんを別れさせてほしい」という依頼もあれば、「DV夫と別れたい」という当事者からの依頼も寄せられます。

このとき、既婚者であるターゲットにハニートラップを仕掛けて別れさせ工作を行う際は、体の関係を持ってしまうのはNGです。

既婚者には、他の人と体の関係を結んではいけない貞操義務というものがあります。ハニートラップを仕掛けて体の関係まで持ってしまうと、この貞操義務に反してしまうことになります。そうなると、別れさせ屋が用意した工作員も何らかの処罰を受けてしまうでしょう。

別れさせ屋の中には、既婚者を別れさせるときに体の関係を持つようなやり方をするところもあります。このようなところは、健全な営業をしているとはいえないので、利用しないようにしてください。

恋人同士なら貞操義務はない

この貞操義務は、未婚のカップルには及びません。そのため、結婚まではしていない恋人関係であるターゲットを別れさせるときは、体の関係を持っても問題ないと考えられています。

ただし、体の関係を結び、それを材料に別れさせるというのは、社会通念上そこまでいいものとは考えられない行為です。そのため、大手の別れさせ屋などはこのような方法を避けているところが多いです。

恐喝や不法侵入などは違法になる可能性が高い

恐喝などを行って別れを強要してしまうと、違法になってしまいます。また、ターゲットの家に不法侵入したり、盗聴器などを設置するというのも許されることではありません。

行為自体が違法になるものは、業務で行ってももちろん違法になります。

大手の別れさせ屋では、このような違法行為は行っていませんが、大手ではない別れさせ屋の中には違法なことをしているところもあります。このようなところに依頼してしまうと、依頼者も何らかの処罰を受けることもあるので、気をつけるようにしましょう。

 

裁判での別れさせ屋に対する判例を紹介

「別れさせ屋が公序良俗に反するのか?」という部分に関しては、過去に裁判で問われたケースがあります。

依頼者男性Aが、元彼女Bと今の恋人Cを別れさせたいと依頼し、別れさせ屋はCに対してハニートラップを仕掛けました。結果Cは別れさせ屋が用意したハニートラップに引っかかり、BとCは別れることに。

しかし、依頼者であるAは別れさせ工作が公序良俗に反していると主張。違法な方法で行われたとして、依頼は成功しているにも関わらず報酬の支払いを拒否したのです。

裁判が行われた結果、公序良俗に反しているとは認められず、依頼者であるAには報酬の残金の支払いが命じられました。この裁判を見ても、別れさせ屋が合法的に行う工作活動は、公序良俗に反していないと考えられます。

 

別れさせ屋の中には違法な業者も

別れさせ屋の中には違法な業者も

別れさせ屋に依頼するときは、合法的に業務を行ってくれるところを探す必要があります。違法なことをしているような業者に依頼してしまうと、依頼した側にも何らかの処罰が下ることがあるのです。

しかし、「悪徳な業者の見分け方がわからない」という人も多いでしょう。確かに、ホームページなどを見るだけでは悪質な業者かどうかの判断は難しくなります。

ここでは、健全な営業をしている業者を選ぶための方法をいくつか紹介していきたいと思います。こちらを参考にして、依頼する業者選びをしてみてください。

探偵業の届出をしているかどうか?

ほとんどの別れさせ屋が、その地域を所管する公安委員会に対して探偵業届出を行っています。この探偵業届出をしているからこそ、尾行や張り込みを行うことが可能になります。

悪質な営業を行っている業者は、この届出を行っていません。中には、届出を出さなければならないことすら理解してない業者もあります。ルールを守らなかったり、この業種のことを理解していないようでは依頼が成功することはないでしょう。

また、このような業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので注意が必要です。

過去に何らかのトラブルを起こしているかどうか?

悪質な営業を行っている別れさせ屋は、過去に必ずと言っていいほどトラブルを起こしています。お客さんとのトラブルはもちろん、ターゲットともトラブルになることもあれば、違法行為をして行政処分を受けている業者もあります。

クリーンな営業を行っている業者は、行政処分を受けたことがないところがほとんどです。ホームページなどに、行政処分を受けたことがないという記載があるようなら、信用してもいい業者だといえます。

口コミを参考にしよう

いい別れさせ屋というのは、それだけいい口コミが寄せられます。逆に、ダメな別れさせ屋は悪い口コミばかりが寄せられるものです。この口コミを判断することで、その業者の評判をチェックすることができます。

ただし、自社で用意したサクラ口コミを用意しているようなところもあります。全て信じるのではなく、「この口コミは本当に利用した人が記載したものなのか?」と疑うことが大切です。

サクラ口コミは同じ人が記載することが多いので、文体などが似てきます。文章の形などをチェックすることで、サクラ口コミかどうかを判断することが可能です。

 

違法行為をしない別れさせ屋を選ぶのが大事

別れさせ屋の存在は合法です。正しく業務を行っている業者に依頼する分には、依頼者の責任が追求されることはありません。

しかし、悪質な営業を行っている業者に依頼してしまうと、場合によっては依頼者も責任を追求されることがあります。だからこそ、業者選びが大変重要になります。適当に業者を選ぶのではなく、この記事で紹介したポイントを意識して選ぶようにしましょう。

業者によって、依頼の成功率も大きく変わります。目的を達成したいのなら、時間をかけて業者選びを行うようにしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次