特定のカップルを別れさせる別れさせ屋。別れさせ屋に依頼すれば、確実に別れさせられるわけではありません。
別れさせ屋への依頼の失敗は、そこまで珍しいことではありません。依頼が失敗に終わっても支払ったお金は返金されないので、できるだけ成功率が高いところを選ぶのが大事になります。
この記事では、別れさせ屋の成功率の話を中心に紹介していきたいと思います。また、失敗しないための事例別ポイントも紹介するので、こちらも是非チェックしてみてください。
別れさせ屋の成功率ってどれくらいなの?
別れさせ屋の成功率は、依頼する業者によって大きく異なります。また、その依頼の内容によっても成功率は変わります。
別れさせ屋の一般的な成功率は50~70%と言われていますが、実際は依頼する内容によって低くなることも高くなることもあるのです。つまりは、どこを今回の依頼のゴールとするか?によって変わってくるのです。
相手の情報量によって成功率は変わる
成功率の数字に大きく影響を及ぼすのが、依頼者とターゲットの関係性です。依頼者とターゲットが近ければ近いほど、依頼の成功率が高くなるものです。
例えば、「夫と離婚したい」という妻からの依頼の場合、ターゲットはいつも一緒にいる夫になります。この場合、依頼者である妻は夫の情報をたくさん持っています。
- 仕事は何時に終わるのか?
- 休日はどのように過ごすのか?
- 行きつけのお店はあるか?
- どんな女性がタイプなのか?
これらの情報を予め持っているのなら、別れさせ工作もしやすくなります。行きつけのお店に好みの女性のタイプの工作員を仕向け、いい雰囲気にさせるだけで離婚できる原因を作り出すことが可能です。
第三者を別れさせるとなると、毎日どのように動いているか?の調査から必要になります。
夫と妻は一緒に生活している場合には、「いつも○○時に出かけるので、尾行をお願いします」というような連絡をリアルタイムでできます。
依頼者とターゲットが近い関係の場合は、工作活動を行いやすいということで、依頼が成功する確率が非常に高くなります。
対象者が既婚の場合は成功率が下がる
別れさせる相手が、既婚か未婚かでも成功率が大きく変わります。結婚している人が離婚をするというのは、それなりに離婚事由に値するような証拠が必要になります。
対象者が女性の場合には、以下の様な流れでその証拠を掴む形になります。
- 女性の毎日の行動を調査
- その女性好みの男性工作員をアサイン
- 自然な流れで接触
- 接触回数を重ねる
- LINEなどSNSの交換
- 親密になり、ホテルに入るところを写真を撮る
実際に別れさせ工作を行うとなると上記の様な工作となり、毎回の工作費や工作回数も膨大になることが予想されるでしょう。
その都度、毎回成功するとは限らないため、ゴールまでの成功率も下がってきますよね
このように、既婚の方の成功率はステップが多くなるため成功率は下げる傾向にあります。
相手との関係性によって成功率は変わる
仮に、「対象者の女性と復縁するために別れさせたい」といった依頼の場合、ステップが大幅に増えるため成功率は下がります。
復縁させるまでの依頼となると、仮に依頼者と女性は関係が悪くなって別れた場合、その関係性の修復も行う必要がありますよね
復縁に必要な要素として、現在付き合っている男性と別れさせるだけでなく、過去に付き合っていた男性(依頼者の男性)の嫌だった部分の聞き出し、その改善、そして自然な再開まで必要になります。
そうなると、実際の復縁は気が遠くなるくらいのステップが必要になるよね
なので実際には、復縁させるまでの依頼は少なく、対象者の女性が他の男性と交際しているのを別れさせるという依頼に収まるケースが多いのです。
逆に、別れさせ屋業者が成功できそうなところまでの依頼をさせ、成功率が高い…と謡っている業者も多いので注意が必要です。
別れさせ工作が失敗する原因を紹介
別れさせ工作が失敗するには、必ずどこかに原因があります。ここでは、依頼者側と業者側に分けて、依頼が失敗する原因について紹介していきたいと思います。
依頼者側の問題
別れさせ工作は、依頼者側の問題で失敗に終わることが多いです。依頼したことを親しい友人に言ってしまい、そこからターゲットまで伝わってしまうということもあります。
また、カッとなって対象者と話している時に自分から別れさせ屋に依頼したことを言ってしまうような人もいます。
別れさせ屋とのメッセージのやり取りを相手に見られ、そこからバレてしまったケースもありますね。
「業者だけがバレないようにすればそれでいい」と考えている依頼者がいますが、全くそんなことはありません。依頼者側の行動次第でターゲットにバレやすくなってしまうということは、頭の中に入れておくようにしてください。
業者の問題
業者の選び方次第で、依頼が失敗する可能性が高くなります。別れさせ屋というのは、依頼する業者が重要になります。ダメな業者は、別れさせるスキルを持っていません。
別れさせ工作は実績が重要になります。この実績がない業者は、スムーズな別れさせ工作ができません。
このような業者にお願いするというのは、お金を無駄にすることと同じです。成功率を少しでも高めたいのなら、業者選びにはこだわるようにしましょう。
また、別れさせ屋の中には、実際に工作活動を行っていないにも関わらず、架空の報告書を提出するようなところもあります。工作活動を実際に行っていないのなら、成功することはありません。このような悪質な業者には気をつけるようにしてください。
成功するためには依頼者と業者の協力が不可欠
別れさせ屋での依頼を成功させるためには、業者だけが頑張るのではなく、依頼者の協力も不可欠です。依頼者と業者が協力することで、成功率を高めることができます。
依頼をした後は業者に丸投げするような依頼者がいますが、これでは成功する可能性が低くなってしまいます。目的を達成したいのなら、業者と二人三脚で取り組んでみてください。
事例別、失敗しないためのポイントを解説
別れさせ屋にはさまざまな依頼が寄せられます。成功率はその事例によって大きく異なるものです。
ここでは、事例別で失敗しないポイントを紹介していきたいと思います。同じような依頼をするのなら、こちらを参考にしてみてほしいと思います。
「夫(妻)と別れたい」という依頼の場合
「結婚している相手が離婚に応じてくれない」という依頼の場合、一緒に暮らしているので相手の情報を多く持っていることがほとんどです。失敗しないためには、この情報をできるだけ多く別れさせ屋に伝えるようにしましょう。
別れさせ屋の依頼の成功率は、事前の情報の有無で変わります。ターゲットの情報が多ければ多いほど、依頼が成功する可能性は高くなります。
「こんな情報も必要なのだろうか?」と思うようなことでも、何かの力になることがあるので伝えるようにしましょう。
第三者を別れさせる場合
「好きな人とその交際相手を別れさせたい」「元カレに未練があるが、相手に恋人ができてしまった」というような依頼の場合は、成功率が低くなってしまいます。
このような依頼の場合、先ほど紹介したケースと違い、相手の情報を多く持っていないことが多いです。かといって、依頼者が変にターゲットのことを嗅ぎ回ってしまうと相手に気づかれてしまう可能性が高くなります。
第三者を別れさせる場合は、依頼者側がヘマをしないことが大事になります。「別れさせ屋に依頼したことは周りの人に言わない」などを守ることで依頼の成功率が上がるでしょう。
第三者を別れさせる依頼をするときは、依頼者が余計なことをしないことが大切になります。この部分は頭の中に入れておくようにしましょう。
別れさせ屋に断られる場合とは
別れさせ屋は、全ての依頼が受け入れられるわけではありません。
特に倫理的、法的な問題が想定されるケースでは、業者による依頼の断りが発生します。
ここでは、別れさせ屋が依頼を断る主な四つの事例について解説します。
嫌がらせすることが目的になっている場合
別れさせ屋が依頼を断る一つの理由は、依頼者の目的が単に相手に嫌がらせをすることである場合です。
別れさせ屋のサービスは、基本的には依頼者自身が感じる不適切な関係を終わらせるために利用されるべきですが、単なる恨みや報復といった感情から、相手を苦しめようとする目的での利用は道徳的にも法的にも許されません。
依頼者が元恋人や競争相手をただ苦しめたいという動機から依頼する場合、別れさせ屋はそのような依頼を倫理観から断ることが一般的です。
このような行動は相手に対する心理的なダメージを与える可能性があり、場合によっては法律に抵触する恐れもあります。
違法な内容が含まれている場合
依頼内容に違法な行為が含まれている場合、別れさせ屋が断るのは当然のことです。
例えば
- 不正アクセス
- 個人情報の不法取得
- 威力業務妨害
など、対象者のプライバシーや人権を侵害する方法で別れを成立させようとする依頼は、合法的な手段とは見なされません。
また、暴力的な手段や脅迫を伴う依頼も同様に拒否されます。
別れさせ屋は基本的に心理的アプローチや話し合いなど、合法的かつ倫理的な方法で対象者の関係を見直させることに重点を置いており、違法行為は業務の範囲外です。
別れさせる対象者が妊娠している場合
妊娠中の女性が別れさせの対象となる場合、多くの別れさせ屋が断ることが一般的です。
妊娠は女性にとってもパートナーにとっても大変デリケートで重要な時期であり、このような時期に関係を切り裂こうとすることは、道徳的な観点から見ても非常に問題があるとされています。
加えて、妊娠中は女性の心身ともに大きな負担がかかるため、別れがもたらすストレスが健康に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
子供の将来にも影響が出るため、多くの場合、業者は人道的観点から依頼を断ります。
ストーカー目的になっている場合
ストーカー行為を目的として別れさせ屋に依頼するケースも、断られる主要な理由の一つです。
依頼者が対象者に異常な執着を見せており、その人物との距離を無理やり縮めようとする場合、これはストーカー行為に該当します。
別れさせ屋は、人の幸福や安全を脅かすような行為を助長することはありません。
依頼者次第で依頼の成功率は大きく変わる
別れさせ屋の依頼の成功率というのは、業者の頑張りだけで決まるものではありません。依頼者次第で大きく成功率が変わります。
依頼者が協力的だとそれだけ成功する可能性が高くなるものです。逆に、依頼者が協力しなかったり、余計なことをしてしまうと目的を達成することはできません。
これから別れさせ屋への依頼を考えている人は、この部分をしっかり理解しておくようにしましょう。