特定のカップルを別れさせるために存在する別れさせ屋。しかし、依頼したからといって必ずしも別れさせることができるわけではありません。
失敗することもあり、これでは無駄にお金だけを取られてしまいます。
別れさせ屋に興味を持っている人は、失敗することもあるというのは、頭の中に入れておくようにしましょう。また、「どんな経緯で失敗してしまったのか?」という部分を学んでおくことで、依頼後に後悔することもなくなります。
この記事では、別れさせ屋がバレたときの失敗例について紹介していきたいと思います。
別れさせ屋でばれた失敗した事例3選
「別れさせ屋での失敗エピソードを知りたい」という人に向けて、ここでは3つの失敗エピソードを紹介していきます。
こちらをチェックして、実際に利用するかどうかを決めてみてください。
失敗エピソード①:依頼者が対象者に伝えてしまった
結婚している妻と別れたいという夫からの依頼。この夫婦は喧嘩ばかりで、すでに夫婦関係は冷めきっていました。夫は離婚する気がありましたが、妻は子供がいるということと世間体を気にし、夫婦関係を続けることに。
こんな生活に嫌気を差したところで、夫が別れさせ屋に依頼することになります。
依頼から2ヶ月ほど経ったとき、驚くことに依頼者の妻から別れさせ屋に連絡が来たのです。「もう、このような活動はやめてほしい」ということを伝えられ、業者側は一応納得したフリをしました。
後日、なぜ妻にバレたのか夫に会って聞いてみたところ、喧嘩をした際にカッとなって別れさせ屋を利用したことを妻に言ってしまったとのこと。「別れさせ屋を利用しているほど、お前と別れたいんだよ!」と怒りに任せて夫は妻に暴露してしまったのです。
結局この後、依頼は打ち切られました。このように、依頼者がカッとなって相手に対して別れさせ屋を利用していることを伝えてしまうケースというのは、意外と多いです。
怒りに任せて言ってしまわないように、クレバーな対応を心がけるようにしましょう。
失敗エピソード②:周りの友人に相談してしまった
こちらも依頼者が下手を打ってバレたというケースです。依頼者は、元彼氏とその今の彼女を別れさせたいという女性。
この女性、別れさせ屋に依頼したことを周りの友人に伝えていたようなのです。この友人から元彼氏に伝わってしまい、工作活動をしていることがバレてしまいました。
上記で紹介したエピソードと同じく、こちらも自分から周りの人に伝えたことでバレてしまったケースです。このバレ方は非常に多いです。
また、自分から言わないとしても、別れさせ屋と連絡しているメッセージを見られたりすることで、バレてしまうことがあります。基本的に、バレるときは業者がヘマをするというよりは、依頼者がヘマをしてしまうことが多いです。別れさせ屋に依頼するのなら、この部分に注意するようにしましょう。
失敗エピソード③:別れさせたいという気持ちがなくなった
依頼者は社会人の男性。この依頼者は元彼女に未練があり、元彼女と付き合っている恋人を別れさせたいと別れさせ屋を利用しました。
最初は精力的に別れさせ屋のスタッフに協力していたのですが、ある日を境に連絡が取りづらくなってしまいました。一度会って依頼者とお話をしてみると、「元彼女に対する好きという感情が失われてきた」とのこと。
好きだからこそ相手の男性と別れさせたかったのですが、その好きという感情がなくなったのなら、活動を継続するわけにはいきません。結果的にここで、契約を打ち切るということになりました。
こちらは業者や依頼者が失敗してしまってバレたケースではありませんが、このような終わり方もあるということで紹介させて頂きました。
別れさせ屋に依頼して後悔した人
別れさせ屋を利用して、思いがけない困難や後悔に直面した人々の話です。
こうしたサービスは一見して解決策のように思えますが、多くの場合で予期せぬ結果や問題が生じることがあります。
詐欺にあうケース、効果が期待ほどでない場合、高い費用、秘密がバレるリスク、知らないほうがよかった事実が明らかになることなど様々なデメリットが存在します。
詐欺に遭った
別れさせ屋に依頼した一部の人では詐欺に遭ってしまうケースがあります。
着手金だけを請求され、その後に具体的な行動を起こさない業者も多く存在しているのです。
別れさせることができませんでしたと言われてしまえば、それまでになってしまうのが難しいところになります。
事前に業者の評判や過去の実績をよく調べることが大切ですが、それでもリスクは残ります。
期待外れの結果になった
多くの依頼者が大金を払っているからこそ、別れさせ屋に期待するのは当たり前です。
しかし、実際にはその効果は人それぞれで、結果に満足できないことも多々あります。
依頼者が望む通りの展開にならず、さらには状況が悪化することさえあるでしょう。
失敗の後には、元の関係を修復するのがさらに難しくなることも。
このようなサービスには不確定要素が多く、期待するほどの効果が得られないことには注意が必要です。
高額な費用がかかった
別れさせ屋への依頼は高額な費用を伴うことが一般的です。
初期費用だけでなく、成功報酬など追加の料金が発生する場合もあります。
依頼人は大金を支払うことになるわけですが、その出費に見合う結果が得られないと感じることも少なくありません。
高額な負担とその結果の不確実性を考えると、サービスの利用は慎重に検討する必要があります。
別れさせ屋の利用が相手にバレてしまった
別れさせ屋の利用が相手方に知られた場合、その関係はさらに複雑化させてしまいます。
信頼関係が崩れるのはもちろん、法的な問題に発展するケースもあります。
これにより、依頼した本人の社会的な評価や人間関係にも悪影響を及ぼすことがあるのです。
プライバシーの保護とともに、他人の人生に介入する行為の倫理的な問題も考慮する必要があります。
知りたくない事実を知ってしまった
多くの依頼者が別れさせ屋を使う理由は、対象となる二人の関係に何かしらの不満がある場合が多いですが、その過程で意図しない情報や事実が明らかになることがあります。
たとえば、依頼人自身に関連する意外な事実が判明すると、それに直面するのは精神的に非常に辛い経験となります。
このように、予期せぬ真実に直面することも、別れさせ屋のリスクの一つと言えるでしょう。
別れさせ屋に依頼しても後悔しないためのポイント
別れさせ屋に依頼を考えたとき、その決断が後悔につながらないようにするための重要なポイントがあります。
それらのポイントを理解し、しっかりと準備をすることで、より良い選択をする助けとなります。
ここでは、依頼前に考慮すべき4つの重要なポイントを説明します。
本当に依頼すべきか考える
別れさせ屋に依頼することは、しばしば重大な決断を伴います。
依頼をする前に、自問自答する時間をしっかりと取りましょう。
自分自身に「本当に他に方法はないのか?」「自力で解決する方法は本当に尽くされたか?」と問いかけてみてください。
感情に流されず、理性的に状況を分析することが重要です。
可能であれば、信頼できる友人や専門家に相談するのも一つの方法です。
ご自身で解決できる可能性がある場合、それに越したことはありません。
別れさせ屋のリスクを理解する
別れさせ屋に依頼するにあたって、それには失敗のリスクや倫理的な問題、精神的な負担が伴います。
成功の保証はどこにもありませんし、時には予想もしなかった問題が生じることもあります。
依頼によって得られる結果が、成功するか失敗するか…冷静に評価しましょう。
また、相手に対して無理やり別れを強いることの倫理的な問題も十分に考慮する必要があります。
信頼できる会社を選ぶ
別れさせ屋を選ぶ際は、その業者が持つ評判や過去の成功例、提供する事業の質などを慎重に調べることが重要です。
信頼できる業者は、透明性が高く、具体的な実績を示してくれるはずです。
また、不明瞭な費用計算や過度な保証を提示する業者には注意しましょう。
自分自身が心から信頼できると感じる業者を選ぶことが、結果的に満足のいく選択につながります。
決めた予算を守る
予算設定は、別れさせ屋に依頼する際の最も実践的な部分です。
事前にしっかりと予算を決め、それを超えないよう厳守しましょう。
追加の支払いに応じることが長期的な財政的な負担につながる場合があります。
また、契約時にはすべての費用を明確にし、隠れたコストがないかを確認することも大切です。
予算内での解決策を業者と相談し、必要があればプランの調整も考慮に入れましょう。
別れさせ屋に依頼して後悔しないために必要なこと
別れさせ屋に依頼して後悔したくないのなら、いくつかの注意点をチェックしておくようにしましょう。これを知らずに依頼してしまうと、失敗することがあるので注意が必要です。
ここでは、別れさせ屋に依頼して後悔したくない人に向けた3つの注意点を紹介していきます。
- 時間をかけて業者を選ぶ
- 口コミをチェックする
- まとまったお金を用意する
①時間をかけて業者を選ぶ
利用する別れさせ屋によって、サービスの質が大きく異なります。
別れさせ工作の成功率については、案件のゴールによって変わってくるので良い悪いを判断することができません。
例えば対象者にハニートラップをしかける案件にて、「SNS上で美女アカウントを作って対象者に接触する」といった簡単な内容をゴールとした場合、別れさせるまでに至らなかったとしても、「依頼に成功しました」と言えてしまいます。
そのため、成功率は「別れさせることができた成功率」ではないというコトを知っておきましょう。
そのため、成功率だけで業者を選ぶのではなく、具体的に過去に似たような案件でどんな成功事例があったのか。じっくり時間をかけて相談することが大切です。
②口コミをチェックする
口コミを判断して利用する別れさせ屋を選ぶ人もいると思います。確かに口コミは実際に利用した人の意見を知れるものなので、タメになるものです。
しかし、中にはその業者のスタッフが自社の口コミを記載しているようなところもあります。いわゆる、サクラコメントと呼ばれるものです。
良い内容ばかり書いてある口コミは、基本的にサクラの可能性が高くなります。また、同じ人が記載するので文体も似てきます。
そのため、こういった悪い口コミが多い業者に関しては、依頼を割けるのが無難です。
どの別れさせ屋もネットでの集客を重視しており、口コミを使った集客をしているところが多いです。サクラコメントに騙されないように注意してください。
③まとまったお金を用意する
別れさせ屋を利用するためには、ある程度まとまったお金が必要です。このお金が用意できないと、途中で依頼が打ち切られてしまいます。
「もうちょっとで対象者を別れさせられるのに、予算がなくなってしまった」というのでは、そこで依頼を打ち切られてしまいます。せっかくここまで工作活動をした意味がなくなるので、できるだけ多くの予算を用意するようにしましょう。
別れさせ屋の依頼者が注意しなければならないこと
上記で紹介したように、別れさせ屋を利用していることがバレてしまうのは、依頼者のミスが原因のことが多いです。後悔したくないのなら、このミスを防ぐことが大切です。
ここでは、依頼者が注意しなければならないことを3点紹介していきます。
- 依頼中は怪しまれないような行動をしよう
- メールなどのメッセージの履歴を見られないように注意しよう
- 別れさせ屋に依頼したことは絶対に誰にも言わない
依頼中は怪しまれないような行動をしよう
「夫(妻)と別れたい」という人は、相手に怪しまれないように行動しなければなりません。一緒に暮らしているからこそ、ちょっとしたことで怪しまれてしまいます。
これが同棲をしていないカップルなら、ある程度違和感のある行動をしても相手に不審がられることはありません。夫婦だと一緒に住んでいるからこそ、怪しまれやすくなります。
「怪しい行動をしているので、尾行してみたら別れさせ屋に出入りしていた」ということもあるので、この部分には気をつけるようにしましょう。
メールなどのメッセージの履歴を見られないように注意しよう
別れさせ屋に依頼をした後は、頻繁に業者とメッセージのやり取りを行うことになります。このメッセージについても、対象者に見られないように気をつけなければなりません。
見られたらバレてしまうメッセージについては、一度チェックしたら削除しておくのがいいでしょう。
別れさせ屋に依頼したことは絶対に誰にも言わない
先ほども紹介した通り、自分から別れさせ屋を利用していることを言ってしまうというのは、失敗事例で最も多いパターンです。
カッとなって言いたくなる気持ちもわかります。また、親しい友人に伝えたいという気持ちも十分理解できます。
しかし、バレたらその時点で依頼者が不利になってしまうというのを、今一度考えるようにしてください。親しい友人だとしても、いつ関係が変わるかわかりません。裏切られる可能性もあるので、別れさせ屋に依頼したことは絶対に誰にも言わないほうがいいでしょう。
別れさせ屋を利用するならバレないことを優先に考えよう
別れさせ屋というのは、モラルに反するサービスでもあります。このようなサービスを利用しているのがバレてしまうと、依頼をしたあなた自身の人格が疑われるようなこともあります。
そのため別れさせ屋を利用するときは、依頼者にバレないことを最優先で動くようにしてください。もしバレそうだったり怪しまれたときは、一度活動を止めてもらうのもいいでしょう。
バレてしまったら、対象者を別れさせることはできません。対象者を別れさせたいのなら、バレないような対策が必要になります。